Memo 家事育児創作、日々のつかの間の覚書。
資格試験をオンライン受験したのですが、「制限時間がフッターに隠れて全く見えない」という大事件が勃発しました
Memo 家事育児創作、日々のつかの間の覚書。
お風呂(最近むすこと湯船に浸かり始めた)に入るところで突然ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」について思う。
あれはモデルが本人だとかどこぞの貴婦人とか言われているけども、それはある意味本当で、若くもなく年老いてもおらず男性でもなく女性でもなく、微笑んでいるようでも悲しんでいるようでもある。
全ての対になるもののはざまにあり、誰でもあって誰でもない、何処にでも居て何処にも永遠にいるはずのない人物――だからこそあんなにも謎めいて観るものを惹きつけるのではないか。
男でもなく女でもない、というよりどちらでもあり、全てを同時に体現している、といった感じで。
そこに大いなる矛盾があるのに絵画上でだけは破綻させないとかいかにも変態天才の考えそうなことジャン。忘れたけど背景もなんか変わっていたから、もしやして山と谷とか、昼と夜とかも同時に描いていたりして。
こんなへんな思い付きは深く掘り下げたりしないの、だってなんか怖いしめんどうくさいから。右手と左手で同時に書くと簡単に鏡文字書けるよね、昔やったな~。
意外と人の考える事って古代から変わってないんじゃないのかな~。何か人にはてんでばらばらのようで共通の記憶でもあるように思えるな。根源のなにか……。って真面目そうなことをお好み焼き食べながら打ってる。一番好きな五月が終わってしまってかなしい。
今朝もトラウマではないけどそれに似た哀しい夢をみて旦那さんをも哀しくさせてしまった。ちゃんと眠れたほうだし、すぐ起きて息子の準備を明るくできたけれど……。
幼いころ「世界中の人がぜんいん同時に幸せだと心から思える、一秒でいいからそんな時があればいいのになぁ」と思ってすぐ次の瞬間に「それは無理だ」とわかった。だって誰かが合格したらその人の分誰かが落ちて誰かが勝ったら相手は負けてしまう――。
でもそんなことではない幸福があるのではないかなぁと最近なら思う。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」これは賢治の言葉で一見大それたこと、ものすごい尊い自己犠牲とか理想主義に感じるかもしれないけど、単に「みんなが満たされているなら、他人をやっかんで攻撃したり差別してすごい虐めたりするひともいないので、酷い目に遭うひともいない=不幸な人が生まれない(結果的に個人の幸せ)」こんな感じですっごく共感してしまう。
「猫の事務所」で獅子に半分しか同意できないのもすんごいわかる、だって虐められるかま猫はもちろん、いじめる他の猫(これはひとでせうね)もみんなみんな可哀想、とにかく可哀想。
賢治みたいに育たなかったけど蟹になってどんぶらこっこするやまなしを下から眺めてみたり、電信柱になって夜歩いたりシグナルの恋物語を書いたり変な感覚があるところ、無意識から出るものを大事にするところ、私と違ってめちゃくちゃ頭いいのに素直に面白すぎるあるある(ねこの前足が短いからお弁当箱に手が届かなくて机をスース―滑るとか)をそのまま書いてしまうユーモラスさ、高い理想よりなんかその意味わかんないところが大好きでそっくりだなと思っていたのです。
だいぶん昔「グローバル化」という言葉が盛んに取り沙汰されたとき、結局は「ローカル」なものが一番グローバルに通じるみたいな話になっておった。
そりゃどこに行ってもおんなじでは旅行に行く意味すらないし最寄りのスーパーで全部買えたら良いようですごくつまらない。
芸術というか創作に関しては、もう絶対に「他人のため」になど創ってはいかん。
個人的な、もう自分すら知らないような内面の「局地的ローカル」発のものこそがひとさまの心の奥底に届くのだ。
みんななんで子どもの頃は自由に絵を描いて歌うのに、下手だからとかってつまんない理由で辞めてしまうのだろう。旦那さんもそうだったらしく「美術だけ5を取ったことが無いんです」と出逢った頃言っていた。今思えば軽く自慢であろうか。
さっきそんな彼の仕事のモニタみたら△と数式?があって「この三角何?答えは?」って聞いたら「別に答えはない。」と言われ泣きそうになった。答えの無い式って???
私も学校に行っていたらあれを見てわかったのだろうか。そこらを歩いてる人皆あれが分かるのか――。もう、きのこになるしかない🍄
文学や英詩をピックアップし素敵な和訳をつけておられる大変に教養のあるおじい様のサイト(ブレイクの絵まである!)を見ていたら「ワーズワース」という方の詩が自然へのあこがれに満ちていてうっとりし、また「英詩」というものは翻訳に頼った読んで意味だけ分かる英語とは全然別物であるなあ、時代が違うとはいえ……うーんと思っていた。
どんなひとなんだろう!皆お金お金言ってて厭になる、神話の時代に帰りたいとかも言ってる!わぁーわかる!もしかして賢治みたいかな?とワクワクしそのページの詩人の生涯を読む。
……私が恋焦がれたイングランドの湖沼地方の弁護士の家に生まれ😨ケンブリッジ大学に進み😨その間にもフランスに行き恋したりして😨大学卒業してわりとすぐ友人の遺産を相続したから一生働かないで詩だけ創れた……😨
えっ…( ^ω^)
若いころは辛くて鬱っぽくもなってるけどもその才能は素晴らしいのに変わりはないけども、一生働かないであちこち旅行できて麦必死で刈ってる娘を遠くから眺めて悲惨な子どもだらけの当時のロンドンをひたすら美しい~って詩を書ける人に「皆カネカネ」って言われても、下々のものにはギリシア神話なんか読める教養も、お金稼ぐのに忙しくて読んでる暇もないんだぜ~!
お金が全てじゃないっつったって殆どお金が無いと何にも出来ないんだよぉ~!明日年金入るまで私名義の口座にゃ一万円しかなくてほんの少しの支給額アップに喜んでるのに~!
そしてその素敵サイトのおじい様もなんと都庁に務めてた~っ!(ワーズワースも誰も悪くない~っ!)